機能説明

地域対応されたメッセージを表示します。
メッセージの国際化処理をJSPに埋め込むことなく地域対応したメッセージを表示したいときに利用します。

アプリケーションIDとキーは設定必須ですが、ロケールは省略可能です。ロケールを省略した場合、サービスフレームワークで決定されるロケールが使用されます。

内部タグであるMessageParamタグを使用するとメッセージ内の変数要素に値を入れることもできます。 この場合、MessageParamタグを複数指定すると、指定された順に整列された配列が生成され、Messageタグに渡されます。

注意事項
対応するメッセージが構築できなかった場合、このタグは "???<key>???"と表示します。<key>は属性keyで指定した値です。
メッセージの変換内容やルールは、JavaTMのjava.text.MessageFormatのformat(java.lang.Object obj)メソッドの呼び出しと同様です。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作 実行時評価
必須
application java.lang.String アプリケーションIDを指定します。 -
必須
key java.lang.String メッセージのキーを指定します。 -
必須
locale java.lang.String メッセージを構築するときのロケールを指定します。
省略した場合、サービスフレームワークで決定されるロケールが使用されます。
-

内部タグ

JSP

サンプル

サンプル

サンプル
			<imartj2ee:Message application="sample" key="welcome"><br/>
			  <imartj2ee:MessageParam value="intra-mart" /><br/>
			  <imartj2ee:MessageParam value="master" /><br/>
			</imartj2ee:Message><br/>
			<br/>
			メッセージプロパティハンドラとしてDefaultMessagePropertyHandlerを使用し、MessageConfig_sample_ja_JP.propertiesに以下のような記述をしておきます。<br/>
			(実際にはMessageConfig_sample_ja_JP.propertiesはnative2asciiなどで変換されている必要があります。) <br/>
			<br/>
			welcome={0}へようこそ、{1}さん!<br/>
			<br/>
			同様にMessageConfig_sample.propertiesに以下のような記述をしておきます。<br/>
			<br/>
			welcome=Hello, {1}. Welcome to {0}!<br/>
			<br/>
			この場合、最初に示したコードはサービスフレームワークで決定されるロケールによって以下のように表示されます。<br/>
			<blockquote>
			<table border='1'>
			<tr>
				<th>ロケール</th>
				<th>表示内容</th>
			</tr>
			<tr>
				<td>ja_JP</td>
				<td>intra-martへようこそ、masterさん! </td>
			</tr>
			<tr>
				<td>(指定なし) </td>
				<td>Hello, master. Welcome to intra-mart!</td>
			</tr>
			</table>
			</blockquote>
			<br/>
			また、以下のように明示的にロケールを指定することも可能です。この場合、サービスフレームワークで決定されるロケールは無視され、「intra-martへようこそ、masterさん!」と表示されます。 <br/>
			<br/>						
			<imartj2ee:Message application="sample" key="welcome" locale="ja_JP" ><br/>
			  <imartj2ee:MessageParam value="intra-mart" /><br/>
			  <imartj2ee:MessageParam value="master" /><br/>
			</imartj2ee:Message><br/>
			<br/>