機能説明

テーブルの行データを選択可能にするタグです。

タグのボディに設定されたテーブルのセルをクリックすると、該当セルの行が選択された状態になります。選択された行は、<bgColor>属性で指定された背景色、<fgColor>属性で指定された前景色で表示されます。選択状態にある行をクリックすると選択状態が解除されて、元の前景色と背景色に戻ります。

タグのボディには、<TABLE>タグの代わりに<DynamicTable>タグ、または<DBListPaging>タグを指定することができます。

タグのボディに<SelectionSubmitter>タグを指定すると、選択された行データをサーバに送信することができます。詳細は<SelectionSubmitter>タグを参照してください。

選択された行データは、行を構成するセルのデータがcellDataSeperator属性で指定された文字で区切られます。
multipleSelectable属性を true に設定すると、複数行を選択できるようになります。選択された複数の行データは、rowDataSeperator属性で指定された文字で区切られます。

<Sorting>タグと組み合わせて使用すると、テーブルデータに対するソートを同時に行えるようになります。 また、<LineHighLight>タグと組み合わせて使用すると、テーブルデータに対する行ハイライトも行えるようになります。

注意事項:
* タグのボディには、テーブルは1つしか指定することができません。また、テーブルの内部にテーブルをもつこともできません。
* テーブルに対して、ROWSPAN属性、 COLSPAN属性を設定することはできません。
* テーブルの<TABLE>、<TR>、<TH>、<TD>タグに対して、ID属性を指定することはできません。
* <SelectionSubmitter>タグを使って選択されたセルのデータをサーバに送信する場合、送信されたデータはセル(<TD>タグ)内のすべての内容(<INPUT>タグや画像などの場合はHTMLコードそのもの)を送信します。
* テーブルヘッダを選択することはできません。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作 実行時評価
必須
bgColor 選択された状態の背景色。デフォルト値は "blue" -
必須
cellDataSeparator 同一行の各セルデータの区切り文字。デフォルト値は “,” (カンマ) -
必須
fgColor 選択された状態の前景色。デフォルト値は "white" -
必須
multipleSelectable 複数選択可否のフラグ。デフォルト値は “false” (複数選択不可) -
必須
rowDataSeparator 複数行選択時の各行データの区切り文字。デフォルト値は "|" -

内部タグ

JSP

サンプル

サンプル

サンプル
<pre>
<imtag:RowDataSelector bgColor="white" fgColor="red" 
    multipleSelectable="true">
  <table border="1" bgcolor="#BFD0EE" bordercolor="#336699" width="50%">
    <tr bgcolor="#86AFFA">
      <th>ID</th>
      <th>ローマ字</th>
      <th>漢字</th>
    </tr>
    <tr>
      <td>001</td>
      <td>Tokyo</td>
      <td>東京</td>
    </tr>
    <tr>
      <td>002</td>
      <td>Kyoto</td>
      <td>京都</td>
    </tr>
  </table>  
  <imtag:SelectionSubmitter formName="form" 
        application="taglib" service="testform"/>
</imtag:RowDataSelector>
</pre>