機能説明

<IMART type=“calendar”>タグ。

カレンダー画面HTMLソースを作成します。
group にはカレンダーIDを指定(任意)。
無指定の場合は、ログイングループIDを自動的に選択する。
format 属性には、以下のキーワードのうちの1つを指定する。
standard標準形式
compact標準形式の簡易機能版
horizontal横1行形式
vertical縦1行形式
click_action 属性は必ず“正しく”指定します。
(指定が正しくない場合にはスクリプトエラーとなる。)
click_action 属性に指定されたCSJS関数は、日リンクがキックされた時にコールされる。
その時、引数が6つ渡される。
引数データ型説明
第1引数Numberクリックされた年月日情報(1970/1/1からのミリ秒)
第2引数Stringその日に設定されている名称
第3引数booleanその日が休日かどうか
第4引数Numberクリックされた年情報
第5引数Numberクリックされた月情報(1 – 12)
第6引数Numberクリックされた日情報
注意事項:
フレームワークに標準で組み込まれている『振替休日』をチェックするプラグイン関数は、“前日に対して休日設定が2種類以上適合”した場合に“休日”と判定するようにプログラムされています。
振替休日にしたくない場合には、非休日設定などを利用して設定を工夫するようにしてください。

フレームワークに標準で組み込まれている『春分の日』および『秋分の日』をチェックするプラグイン関数は、予測値を計算するためのものであり、実際の法律で制定された祝日と異なる結果を示す場合があります。
『春分の日』および『秋分の日』に関する正式な日付に関しては、国立天文台が公示する文書を参考に設定するようにしてください。

また、『春分の日』および『秋分の日』をチェックするプラグインは 1900 年以降 2099 年まで有効であり、この期間に含まれない年においては、正しくチェックできません。
初期データインポートで設定した初期データは、『春分の日』に関しては 1960 年から 2058 年まで、『秋分の日』に関しては 1983 年から 2099 年まで有効なデータのみを登録しています。この期間以外の年を指定してカレンダー表示を行うと、『春分の日』または『秋分の日』を正しく表示できない場合があります。

なお、カレンダー画面の表示は、<IMART type=“link”>タグを利用する方法もあります。
詳しくは、APIドキュメント [スクリプト開発モデル]- [ユニット] -[カレンダー表示モジュール] を参照してください。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作
click_action 日リンクのクリック時に実行する関数名
(エスケープ対象の属性です)
-
escapeJs JavaScriptエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が JavaScriptエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の JavaScriptエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeJsの値」に則ってJavaScriptエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
escapeXml XMLエスケープの有効・無効を指定します。

「true」の場合、エスケープ対象の属性値が XMLエスケープされて出力されます。
「false」の場合、エスケープ対象の属性値の XMLエスケープ処理は行われません。
未指定の場合は、「現在実行中の プレゼンテーション・ページ に紐づくescapeXmlの値」に則ってXMLエスケープ処理行われます。

詳しくは、「 エスケープ処理に関して 」を参照してください。
-
format 使用するフォーマットファイルの指定 -
group カレンダー作成時に利用するカレンダーID -
必須
month 作成するカレンダーの月(1 – 12) -
weekCaption 曜日のキャプション(文字列の配列)日曜 - 土曜までのキャプションを配列で指定します。
未指定の場合は、デフォルト値{“S”,“M”,“T”,“W”,“T”,“F”,“S”} になります。

(エスケープ対象の属性です)
-
必須
year 作成するカレンダーの年 -

内部タグ

なし

サンプル

サンプル

サンプル
<pre>
1999年5月のカレンダーを表示するHTML
<SCRIPT language="JavaScript">
function click_date(nDate, sName, bHoliday, nYear, nMonth, nDay) {
  // クリックされた日付情報をもつ DATE 変数作成
   var dClick = new Date(nDate);
   // 画面表示文字列変数
   var sStr = dClick.toString();
   // 画面表示文字列の作成
   sStr += " [ " + sName + " ]";
   sStr += " [ " + bHoliday + " ]";
   sStr += " [ " + nYear + "/" + nMonth + "/" + nDay + " ]";
   // 画面に表示して引数の確認
   window.alert(sStr);
}
</SCRIPT>
<IMART type="calendar" year="1999"
month="5"
click_action="click_date">
</IMART>
</pre>