コンストラクタの概要

CnfmCplMatterManager (String [localeId], String systemMatterId, String nodeId)
コンストラクタ
CnfmCplMatterManager (String loginGroupId, String localeId, String systemMatterId, String nodeId) 非推奨
コンストラクタ
CnfmCplMatterManager([String localeId], String systemMatterId, String nodeId) を使用してください。

メソッドの概要

返却値の型 メソッド名
WorkflowResultInfo confirm (ConfirmParamInfo confirmParam)
確認処理を実行します。
WorkflowResultInfo getAuthUserOrgz (String authUserCd)
完了案件に対する確認処理権限者の所属組織情報を取得します。
WorkflowResultInfo isPossibleToConfirm (String execUserCd)
指定したユーザが完了案件の確認処理を実行できるか判定します。

コンストラクタの詳細

CnfmCplMatterManager (String [localeId], String systemMatterId, String nodeId)
コンストラクタ
引数で指定したロケールID、システム案件ID、ノードIDで確認(完了)マネージャを
新しく生成します。
パラメータ
[localeId] : String
ロケールID
systemMatterId : String
システム案件ID
nodeId : String
ノードID
CnfmCplMatterManager (String loginGroupId, String localeId, String systemMatterId, String nodeId) 非推奨
CnfmCplMatterManager([String localeId], String systemMatterId, String nodeId) を使用してください。
コンストラクタ
引数で指定したログイングループID、ロケールID、システム案件ID、ノードIDで確認(完了)マネージャを
新しく生成します。
パラメータ
loginGroupId : String
ログイングループID
localeId : String
ロケールID
systemMatterId : String
システム案件ID
nodeId : String
ノードID

メソッドの詳細

WorkflowResultInfo confirm (ConfirmParamInfo confirmParam)
確認処理を実行します。

このメソッドでは内部でトランザクションの制御処理を行なっています。
メソッドの実行前に、ユーザトランザクションを終了状態にして置く必要があります。

指定した「確認用パラメータ情報」で、確認処理情報の登録処理を行います。
完了案件に対して確認処理を行うには、フローの設定で、事前に完了案件の確認処理を可能に設定して置く必要があります。
完了案件に対して確認処理ができない設定の場合は、処理に失敗し、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
確認用パラメータ情報に指定した「権限者コード」のユーザが処理対象確認ノードに対して
確認処理対象者に設定されてない場合には処理ができません。エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。
同じく、コンストラクタに指定したノードIDが確認ノードIDではない場合、又は確認ノードでまだ未到達の場合にも
確認権限者情報が取得できないので、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。

確認処理の履歴情報は「imw_t_cpl_matter_confirm」テーブルに保存されます。
確認処理の履歴情報はコンストラクタに指定したロケールとは関係なく、システムで指定されている全ロケール分作成します。
確認処理を行ったユーザに対しては、「imw_t_cpl_matter_confirm_user」テーブルの確認済みフラグ「CONFIRM_CPL_FLAG」を「1」に更新します。
トランザクションファイルレベル設定が「[2]:全てのファイル情報を作成」の場合に、確認処理情報はXMLファイルにも保存します。

確認処理内のトランザクション処理は、データベースへのデータ登録や、XMLファイルへの書き込み処理が全て終了した後のコミット処理になります。
データの登録順は、データベース処理後にファイル処理を行なっています。
ファイルの処理でエラーが発生した場合には、データベースのデータは全てロールバックされますが、
場合によっては、XMLファイルのデータには処理時のデータが残る場合もあります。

処理中の未完了案件に対して、確認処理を行うには「CnfmActvMatterManager#confirm(ConfirmParamInfo)」を利用してください。

返却値
WorkflowResultInfo
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、nullが設定されます。
WorkflowResultInfo getAuthUserOrgz (String authUserCd)
完了案件に対する確認処理権限者の所属組織情報を取得します。

コンストラクタに指定したシステム案件IDに該当する案件で、
確認処理ができるあるユーザに対して、確認処理時に選択できる所属組織情報を取得します。

このメソッドでは、確認ができるユーザ情報を保存しているデータベーステーブル
「imw_t_cpl_matter_confirm_user」、「imw_t_cpl_matter_confirm_orgz」からパラメータで指定したユーザ情報を取得します。
指定したユーザがシステム案件IDの該当案件に対して、確認処理ができない人の場合は、 data属性にサイズ0の空オブジェクトを設定して返却します。
同じく、該当案件の確認ノードがまだ未到達の状態の場合でも、data属性にサイズ0の空オブジェクトを設定して返却します。
該当案件に確認ノードが複数ある場合には、各確認ノードで処理できる組織情報を全て取得します。

結果モデルである「処理権限者所属組織情報オブジェクトの配列」には、「imw_t_cpl_matter_confirm_user」と「imw_t_cpl_matter_confirm_orgz」のデータが設定されます。
複数のデータを返却する際には、結果は「権限者会社コード」、「 権限者組織セットコード」、「権限者組織コード」の順で、
各値の昇順でソートされます。

データベースへの検索処理が失敗した場合には、エラー情報を格納した結果オブジェクトを返却します。

一括確認処理時に確認処理権限者が選択できる所属組織情報を取得するには、「LumpAuthUserOrgzManager#getCnfmAuthUserOrgzForCplMtr(String)」を利用してください。

処理中の未完了案件に対して、確認処理権限者の所属組織情報を取得するには「CnfmActvMatterManager#getAuthUserOrgz(String)」を利用してください。

パラメータ
authUserCd : String
権限者コード
返却値
WorkflowResultInfo
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、処理権限者所属組織情報オブジェクトの配列が設定されます。
WorkflowResultInfo isPossibleToConfirm (String execUserCd)
指定したユーザが完了案件の確認処理を実行できるか判定します。

以下の3つの要件を満たす時、確認可能(true)を返却します。
  • 確認ノードが処理可能な状態か
  • 指定したユーザが確認ノードの処理対象者として設定されているか
  • 案件申請時のフロー定義にて「完了した案件の確認」が "有効" に設定されているか
パラメータ
execUserCd : String
実行者コード
返却値
WorkflowResultInfo
WorkflowResultInfo 処理結果を返却します。
WorkflowResultInfo のdata属性には、確認可否判定結果(true:確認可能 / false:確認不可能)(Boolean)が設定されます。