メソッドの概要

返却値の型 メソッド名
void browse (Object arg, Object args...) static
ブラウザへの変数情報を表示します。
void console (Object arg, Object args...) static
オブジェクトの内容をコンソール上に表示します。
void print (String msg) static
コンソールへメッセージを出力します。
void write (String msg) static
ファイルへメッセージを出力します。

メソッドの詳細

void browse (Object arg, Object args...) static
ブラウザへの変数情報を表示します。

指定の変数の情報をブラウザ画面上に表示します。
いかなる JavaScript 変数型の変数も表示対象として指定可能です。
表示対象とする変数の引数への指定個数は任意個(無限)指定可能です。
このAPIが実行されると、このAPI以降のプログラムは実行されません。
本メソッドは、try...catch 文では使用できません。
パラメータ
arg : Object
表示対象となる変数
args... : Object
複数指定する場合は、カンマの後に続けて変数を指定します。
返却値
void
void console (Object arg, Object args...) static
オブジェクトの内容をコンソール上に表示します。

表示される内容は JSON 形式の文字列です。
そのため、本メソッドの出力内容を JavaScriptソースにコピーすることで、
JavaScriptオブジェクトに戻すことが出来ます。

サンプルコード
ファンクションコンテナ(.js)
 var obj =
 // Debug.console()の結果 ここから
 /* Object */
 {
     /* String */
     "prop1" : "文字列1",
 
     /* Date */  // Fri May 25 2007 16:50:16 GMT+0900 (JST)
     "prop2" : new Date(1180079416500),
 
     /* Number */
     "prop3" : 256
 }
 // Debug.console()の結果 ここまで
 

このメソッドは、
 ImJson#toJSONString()
 
を利用しています。
そのため、JSON文字列として正しくないプロパティは表示されません。
(例えば、Array型のオブジェクトに設定されたプロパティは、表示されません)

JSON (JavaScript Object Notation)は、軽量のデータ交換フォーマットです。
JSON については、JSON の紹介 を参照してください。
パラメータ
arg : Object
表示対象となる変数
args... : Object
複数指定する場合は、カンマの後に続けて変数を指定します。
返却値
void
void print (String msg) static
コンソールへメッセージを出力します。

パラメータ
msg : String
メッセージ
返却値
void
void write (String msg) static
ファイルへメッセージを出力します。

指定の文字列をファイル内へ出力します。
出力ファイルはホームディレクトリ(標準設定では「WEB-INF」)直下の debug.txt という名前のファイルです。
メソッドの呼び出しが複数回にわたる場合、ファイルへは追記モードで全てのメッセージが出力されます。
パラメータ
msg : String
メッセージ
返却値
void