JobSchedulerContextオブジェクト
コンポーネント情報 | |
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version | 8.0 |
ジョブスケジューラコンテキストオブジェクト。
ジョブスケジューラに関する情報を格納するアクセスコンテキストです。
ジョブスケジューラにより起動したジョブ実行時に利用可能です。
コンテキストには、実行されたジョブネット関する情報と実行中のジョブネットのモニタとタスクを取得するためのID、
ジョブネット内で共有される実行に追加パラメータ等、ジョブネットの実行に関する全ての情報が格納されています。
以下のコードにより取得できます。
var jobSchedulerContext = Contexts.getJobSchedulerContext();
var jobSchedulerContext = { fireDate : Date, // 実行日時。 jobDetail : JobDetail, // ジョブ情報オブジェクト。 jobnet : Jobnet, // ジョブネット情報オブジェクト。 mergedParameters : Object, // 各オブジェクトに設定されたパラメータをマージしたパラメータ。 monitorId : String, // モニタID。 nextFireDate : Date, // 次回実行日時。 parameters : Object, // 実行パラメータ。 ジョブの実行中にパラメータに追加されたパラメータを取得します。 previousFireDate : Date, // 前回実行日時。 taskId : String, // タスクID。 trigger : Trigger // トリガ情報オブジェクト。 }
プロパティの概要
型 | プロパティ名 | アクセス権 |
---|---|---|
Date | fireDate 実行日時。 |
通常
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JobDetail | jobDetail ジョブ情報オブジェクト。 |
通常
|
Jobnet | jobnet ジョブネット情報オブジェクト。 |
通常
|
Object | mergedParameters 各オブジェクトに設定されたパラメータをマージしたパラメータ。 |
通常
|
String | monitorId モニタID。 |
通常
|
Date | nextFireDate 次回実行日時。 |
通常
|
Object | parameters 実行パラメータ。 ジョブの実行中にパラメータに追加されたパラメータを取得します。 |
通常
|
Date | previousFireDate 前回実行日時。 |
通常
|
String | taskId タスクID。 |
通常
|
Trigger | trigger トリガ情報オブジェクト。 |
通常
|
メソッドの概要
返却値の型 | メソッド名 |
---|---|
Object | getMergedParameters () 各パラメータから優先度に準じてマージされたパラメータを取得します。 |
String | getParameter (String key ) 指定されたキーのパラメータを優先度に準じて取得します。 |
void | putParameter (String key , String value ) 実行中パラメータへ指定されたパラメータを追加します。 |
void | putParameters (Object parameters ) 実行中パラメータへ指定された全てのパラメータを追加します。 |
プロパティの詳細
Date fireDate
通常
実行日時。
|
JobDetail jobDetail
通常
ジョブ情報オブジェクト。
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Jobnet jobnet
通常
ジョブネット情報オブジェクト。
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Object mergedParameters
通常
各オブジェクトに設定されたパラメータをマージしたパラメータ。
このパラメータはジョブ、ジョブネット、トリガ、実行中に追加されたパラメータの順に上書きされたパラメータを返却します。
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String monitorId
通常
モニタID。
|
Date nextFireDate
通常
次回実行日時。
|
Object parameters
通常
実行パラメータ。 ジョブの実行中にパラメータに追加されたパラメータを取得します。
ジョブ・ジョブネット・トリガに設定されているパラメータは含まれません。 |
Date previousFireDate
通常
前回実行日時。
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String taskId
通常
タスクID。
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Trigger trigger
通常
トリガ情報オブジェクト。
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メソッドの詳細
Object getMergedParameters ()
各パラメータから優先度に準じてマージされたパラメータを取得します。
ジョブ、ジョブネット、トリガ、実行中に追加されたパラメータの順に上書きされたパラメータを返却します。
返却値
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String getParameter (String key )
指定されたキーのパラメータを優先度に準じて取得します。
実行中に追加されたパラメータ、トリガ、ジョブネット、ジョブの順に指定されたキーのパラメータが存在した時点でその値を返却します。 その場合は、以下のようこのにコンテキストからジョブのパラメータを直接取得する事で優先度に関係なくジョブに設定されているパラメータ値を取得する事も可能です。 // ジョブスケジューラコンテキストから優先度に準じたパラメータを取得する。 var value1 = context.getParameter("KEY"); // ジョブスケジューラコンテキストからジョブの設定パラメータを取得する。 var value2 = context.jobDetail.parameters.KEY;
パラメータ
返却値
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void putParameter (String key , String value )
実行中パラメータへ指定されたパラメータを追加します。
このメソッドで追加されたパラメータはJobSchedulerContext#getParameter(String)で優先的に返却されます。
パラメータ
返却値
|
void putParameters (Object parameters )
実行中パラメータへ指定された全てのパラメータを追加します。
このメソッドで追加されたパラメータはJobSchedulerContext#getParameter(String)で優先的に返却されます。 パラメータのキーと値は文字列で指定してください。 var parameter = { パラメータキー : パラメータ値 }
パラメータ
返却値
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