TimeZoneオブジェクト

コンポーネント情報
version	8.0.0

コンポーネント概要

タイムゾーン情報を扱うクラスです。

このクラスで使用可能なメソッドは、基本的に Java の TimeZone クラスと同等の動作を提供します。
そのため、タイムゾーンマスタに存在しないタイムゾーンを扱います。

TimeZone のインスタンスを取得する場合は、TimeZone.getTimeZone() メソッドを使用してください。

 var timeZone = TimeZone.getTimeZone('Asia/Tokyo').data;

タイムゾーンを要求する API では、タイムゾーンマスタに存在しないタイムゾーンを指定した場合の動作は保証されていません。
そのような API に渡すタイムゾーン情報は、SystemTimeZone から取得することを推奨します。

オブジェクトの構造

var timeZone = {
    id : String, // タイムゾーンID
    rawOffset : Number, // このタイムゾーンの標準時間を取得するために、UTC に追加するミリ秒単位の時間量
    useDaylightTime : Boolean // このタイムゾーンが夏時間を使用している場合は true、そうでない場合は false
}

var timeZone = {
    id : String, // タイムゾーンID
    rawOffset : Number, // このタイムゾーンの標準時間を取得するために、UTC に追加するミリ秒単位の時間量
    useDaylightTime : Boolean // このタイムゾーンが夏時間を使用している場合は true、そうでない場合は false
}

プロパティの概要

型	プロパティ名	アクセス権
String	id タイムゾーン`ID`	読み取り専用
Number	rawOffset このタイムゾーンの標準時間を取得するために、UTC に追加するミリ秒単位の時間量	読み取り専用
Boolean	useDaylightTime このタイムゾーンが夏時間を使用している場合は `true`、そうでない場合は `false`	読み取り専用

メソッドの概要

返却値の型	メソッド名
Number	getOffset (Date `date`) 指定された日付で UTC からのこのタイムゾーンのオフセットをミリ秒で返します。
ResultObject	getTimeZone (String `id`) static 指定された`ID`のタイムゾーンを取得します。
Boolean	inDaylightTime (Date `date`) 指定された日付が、このタイムゾーンでは夏時間の期間内かどうかを問い合せます。

プロパティの詳細

String id 読み取り専用

タイムゾーンID

Number rawOffset 読み取り専用

このタイムゾーンの標準時間を取得するために、UTC に追加するミリ秒単位の時間量

Boolean useDaylightTime 読み取り専用

このタイムゾーンが夏時間を使用している場合は true、そうでない場合は false

メソッドの詳細

Number getOffset (Date date)

指定された日付で UTC からのこのタイムゾーンのオフセットをミリ秒で返します。

パラメータ

date : Date: 指定された日付

返却値

Number: Number ローカルタイムを取得するために UTC に追加するミリ秒単位の時間の量

ResultObject getTimeZone (String id) static

指定されたIDのタイムゾーンを取得します。

指定されたIDを認識できない場合は GMT タイムゾーンを返します。
このメソッドは基本的に Java の TimeZone クラスと同等の動作を提供するため、タイムゾーンマスタに存在しないタイムゾーンを返すことがあります。

パラメータ

id : String: タイムゾーンID

返却値

ResultObject: ResultObject 処理結果オブジェクト
dataプロパティにはタイムゾーンが設定されます。

Boolean inDaylightTime (Date date)

指定された日付が、このタイムゾーンでは夏時間の期間内かどうかを問い合せます。

パラメータ

date : Date: 指定された日付

返却値

Boolean: Boolean 指定された日付が夏時間の期間内の場合は true、そうでない場合は false