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トラブル・シューティング
【 プログラム(Function Container)篇 】

オブジェクトのプロパティの更新や削除ができない

ユーザー定義でないオブジェクトを操作していませんか?

intra-mart ランタイム・エンジンの持つAPI自身、intra-mart ランタイム・エンジンが渡す引数オブジェクトや各APIの返却オブジェクトについては、そのオブジェクト構造の変更を禁止されているものがあります。

任意のオブジェクト構造を作成したい場合には、明示的に new Object() で作成したオブジェクトを利用するようにしなければいけません。



構文エラーで実行されない

プログラムに文法的な誤りはありませんか?

構文エラーがある場合、スクリプトの解析段階で実行を終了してしまいます。
intra-mart e-Builderデバッグ機能を利用して、プログラム全体の文法的な見直しをしてから実行して下さい。



全角文字でインデントをしていませんか?

文字列定数宣言以外の部分でASCII文字以外を記述すると、構文エラーになります。

特に全角の空白を記述してしまっている場合、半角の空白と区別がつきにくいため、全角の空白が記述されている問題個所の発見が難しくなります。
intra-mart e-Builderデバッグ機能を利用して、プログラム全体の文法的な見直しをして下さい。



ファイル終端コードを付加して保存していませんか?

Windows 系 OS では、ファイルの終端を示すコードとしてファイル終端コードというものがあります。
このコードは、空白や改行とは違った値を持っているため、スクリプトの実行時に解析不能の文字として認識されてしまいます。

スクリプトファイルを保存する際には、ファイル終端コードを付加せずに保存するようにして下さい。



表示が文字化けしてしまう

外字を記述していませんか?

ファンクション・コンテナの実行時には、ソースコードは Unicode (UTF8) に変換されます。

Unicode に変換できない文字(主に外字)を使用しないで下さい。



言語コードは正しく設定していますか?

保存されているソースコードファイル中の言語コードと、imart.ini で指定している言語コードが異なる場合、ただしく動作できない事があります。

保存ファイル中の言語コードと imart.ini の SYSTEM_SERVER_CHARSET の設定を合わせて下さい。



保存しておいた値やメソッドが消えている

値はオブジェクト自身が直接持っていますか?

セッションデータ保存API Client.set() により、オブジェクトデータを保存する場合、プロトタイプオブジェクトによって保持している内容は保持されなくなる事があります。

保存したいデータは、オブジェクトが直接持っているプロパティ値として保存するようにして下さい。



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