intra-mart 6.1.14

jp.co.intra_mart.common.aid.jdk.java.net
クラス ExtendedSocket

java.lang.Object
  拡張jp.co.intra_mart.common.aid.jdk.java.net.ExtendedSocket
直系の既知のサブクラス:
SocketConnection

public class ExtendedSocket
extends Object

このクラスは、ソケット通信用の入出力機能を提供します。

このクラスの提供している独自機能や、このクラスの持つメソッドから 取得したオブジェクトを使っている最中に例外がスローされた場合、 このクラスのインスタンスは発生した例外を保存します。 保存された例外は、lastError メソッドにより知ることができます。
ただし、このクラスが継承しているスーパークラスのメソッドの 呼び出し時にスローされた例外に関しては感知することはできません。

導入されたバージョン:
version 5.0

コンストラクタの概要
protected ExtendedSocket(ExtendedSocket socket)
          ソケットを構築します。
  ExtendedSocket(Socket socket)
          ソケットを構築します。
  ExtendedSocket(String address, int port)
          ソケットを構築します。
 
メソッドの概要
 void addCloseSocketEventListener(SocketEventListener listener)
          ソケットをクローズしたイベントを通知するためのリスナーを 設定します。
 void clearError()
          このインスタンスのメソッド実行中に発生した例外をすべて破棄します。
 void close()
          入出力ストリームおよびソケットを閉じます。
 Iterator errorIterator()
          このインスタンスのメソッド実行中に発生した例外を返します。
 Collection getCloseSocketEventListeners()
          このソケットに登録されているクローズ・イベント・リスナーを返します。
 ExtendedInputStream getInputStream()
          入力ストリームの取得。
 ExtendedOutputStream getOutputStream()
          出力ストリームの取得。
 Socket getSocket()
          このオブジェクトの持つソケットオブジェクトを返します。
 boolean isClosed()
          このソケットが閉じられているかどうかをチェックします。
 Throwable lastError()
          このインスタンスのメソッド中で最後に発生した例外を返します。
 
クラス java.lang.Object から継承したメソッド
clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait
 

コンストラクタの詳細

ExtendedSocket

public ExtendedSocket(String address,
                      int port)
               throws UnknownHostException,
                      IOException
ソケットを構築します。

このコンストラクタは、通信クライアント用のインスタンス構築用として 利用します。

パラメータ:
address - 接続先アドレス
port - 接続先ポート
例外:
UnknownHostException - ホストの IP アドレスが判定できなかった場合にスローされます。
IOException - 入出力ストリームの作成時エラー

ExtendedSocket

public ExtendedSocket(Socket socket)
               throws IOException
ソケットを構築します。

このコンストラクタは、通信クライアント用のインスタンス構築用として 利用します。

パラメータ:
socket - ソケットオブジェクト
例外:
IOException - 入出力ストリームの作成時エラー

ExtendedSocket

protected ExtendedSocket(ExtendedSocket socket)
ソケットを構築します。

このコンストラクタは、通信クライアント用のインスタンス構築用として 利用します。

パラメータ:
socket - ソケットオブジェクト
メソッドの詳細

getSocket

public Socket getSocket()
このオブジェクトの持つソケットオブジェクトを返します。 このメソッドから取得したソケットオブジェクトの入出力ストリームと このオブジェクト自身から取得した入出力ストリームを 同時に利用した場合、データ送受信の整合性が失われてしまう可能性が あります。

戻り値:
ソケットオブジェクト

getInputStream

public ExtendedInputStream getInputStream()
入力ストリームの取得。

戻り値:
入力ストリーム

getOutputStream

public ExtendedOutputStream getOutputStream()
出力ストリームの取得。

戻り値:
出力ストリーム

addCloseSocketEventListener

public void addCloseSocketEventListener(SocketEventListener listener)
ソケットをクローズしたイベントを通知するためのリスナーを 設定します。 このメソッドで追加したリスナーには、このソケットが クローズされたときに、そのソケットをメソッド引数として handleSocketEventメソッドが実行されます。

パラメータ:
listener - ソケットイベントリスナー
導入されたバージョン:
version 4.2

getCloseSocketEventListeners

public Collection getCloseSocketEventListeners()
このソケットに登録されているクローズ・イベント・リスナーを返します。 このメソッドの戻り値となる Collection の各要素は SocketEventListener 型オブジェクトです。

戻り値:
SocketEventListener を要素とする Collection
導入されたバージョン:
version 4.2

lastError

public Throwable lastError()
このインスタンスのメソッド中で最後に発生した例外を返します。

戻り値:
最後に発生した例外

clearError

public void clearError()
このインスタンスのメソッド実行中に発生した例外をすべて破棄します。

このメソッドを実行すると、次に例外が発生するまで lastError()メソッドは null を返し、 errorIterator()メソッドは空の反復子を返します。

導入されたバージョン:
version 4.0

errorIterator

public Iterator errorIterator()
このインスタンスのメソッド実行中に発生した例外を返します。 このメソッドの返す反復子は発生時間順に例外オブジェクトを返します。 反復子の返すオブジェクトは、Throwable クラスと代入互換のある オブジェクトになります。

戻り値:
例外の反復子

close

public void close()
           throws IOException
入出力ストリームおよびソケットを閉じます。
入出力ストリームを閉じる前にバッファに溜められているデータをすべて 出力ストリームに書き出します。

例外:
IOException - 入出力エラーが発生した場合

isClosed

public boolean isClosed()
このソケットが閉じられているかどうかをチェックします。

戻り値:
ソケットが閉じられている場合は true
導入されたバージョン:
version4.1

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