BapiControllerオブジェクト
コンポーネント情報 | |
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since | 5.0 |
BAPIコントローラクラス。
ソリューション特化型APIにて設定されたBAPI処理実行パラメータを保持し、
BAPI実行時はプロパティファイル設定の内容に従ってJCOパラメータに展開します。
展開後、BAPI処理を実行し、実行結果を保持します。
ソリューション特化型APIは、実行結果を当クラスの公開アクセサメソッドを
使用して取得します。
ソリューション特化型APIにて設定されたBAPI処理実行パラメータを保持し、
BAPI実行時はプロパティファイル設定の内容に従ってJCOパラメータに展開します。
展開後、BAPI処理を実行し、実行結果を保持します。
ソリューション特化型APIは、実行結果を当クラスの公開アクセサメソッドを
使用して取得します。
コンストラクタの概要
BapiController (String propertyName ) コンストラクタ。 |
BapiController (String propertyName , ConnectionManager connectionManager ) コンストラクタ。 |
BapiController (String propertyName , SapClient sapClient ) コンストラクタ。 |
メソッドの概要
返却値の型 | メソッド名 |
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void | addAutoCommitCondition (String autoCommitConditon ) 非推奨オートコミットさせる条件を指定します。
addIgnoreErrMsgReturnType()に置き換えられました。
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void | addIgnoreErrMsgReturnType (String ignoreErrMsgReturnType ) エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを追加します。 |
void | clear () セットしたパラメータ、ストラクチャ、テーブル、 |
Object | executeBapi () BAPI処理を実行します。 |
Array | getAutoCommitConditions () 非推奨 オートコミットさせる条件を取得します。
getIgnoreErrMsgReturnTypes()に置き換えられました。
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String | getErrCode () コンストラクタでエラー時のエラーコードを取得します。 |
String | getErrDesc () コンストラクタでエラー時の実行時エラー内容を取得します。 |
Object | getErrMessage () BAPIの実行結果のエラーメッセージを取得します。 |
String | getErrMsg () コンストラクタでエラー時のエラーメッセージを取得します。 |
Object | getExportParam (String key ) export(Export)情報を返します。 |
Array | getIgnoreErrMsgReturnTypes () エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを取得します。 |
Object | getMessage () 設定されたエラーメッセージを無視するRETURN-TYPE情報に一致したメッセージ情報を全て返します。 |
Object | getMessage (String type ) 引数に一致したType情報のメッセージ情報全て取得します。 |
Array | getReturnCodeTypes () BapiReturn のType情報を取得します。 |
Object | getReturnList () BAPI実行結果の一覧を取得します。(Table用) |
Object | getReturn () BAPI実行結果を取得します。(Structure用) |
Object | getStructureParam (String paramName ) structure(Export)情報を返します。 |
Object | getTableParam (String paramName ) table(Export)情報を返します。 |
Object | isSuccess () BAPI実行が正常に行われたか判定します。 |
Object | putImportParam (String key , String val ) BAPI処理実行パラメータを格納します。 |
Object | putStructParam (String key , String val , String structName ) BAPI処理実行パラメータを格納します。 |
Object | putTableParam (String key , String val , String tableName , Number recordNo ) BAPI処理実行パラメータを格納します。 |
void | setAutoCommitConditions (Array autoCommitConditions ) 非推奨オートコミットさせる条件を指定します。
setIgnoreErrMsgReturnTypes()に置き換えられました。
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void | setIgnoreErrMsgReturnTypes (Array ignoreErrMsgReturnTypes ) エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを設定します。 |
コンストラクタの詳細
BapiController (String propertyName )
コンストラクタ。
パラメータ
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BapiController (String propertyName , ConnectionManager connectionManager )
コンストラクタ。
ConnectionManagerを使用することで、ConnectionManagerから トランザクションを制御でき、たとえば同一トランザクション内で 複数の登録・更新処理を実行することができます。 なお、BapiController#executeBapi()実行後に必ずConnectionManager#commit() またはConnectionManager#rollback()を 実行してください。 上記2メソッド内でSAPへのコネクションの開放も実行されるので確実にどちらかの メソッドを呼ぶようにコーディングする必要があります。 【注意】トランザクション制御が記述されているBAPIもあります。 その場合、BapiController#executeBapi()実行後に ここまでのコネクションマネージャーで実行したすべての処理が commitまたはrollbackされます。 ※ただし、コネクションはリリースされませんので、 リリースされるようにConnectionManager#commit()または ConnectionManager#rollback()を実行してください。 この振る舞いを変更するには、BAPI自体をカスタマイズする必要があります。
パラメータ
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BapiController (String propertyName , SapClient sapClient )
コンストラクタ。
SapClientを使用することで、任意の接続先へ登録・更新処理を実行することが できます。 なお、任意の接続先へ1トランザクション内の複数APIを処理したい場合は、 ConnectionManager#を参照して下さい。 【注意】トランザクション制御が記述されているBAPIもあります。 その場合、BapiController#executeBapi()実行後に ここまでのコネクションマネージャーで実行したすべての処理が commitまたはrollbackされます。 この振る舞いを変更するには、BAPI自体をカスタマイズする必要があります。
パラメータ
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メソッドの詳細
void addAutoCommitCondition (String autoCommitConditon )
非推奨
addIgnoreErrMsgReturnType()に置き換えられました。
オートコミットさせる条件を指定します。
BapiReturn のType情報に対して、オートコミットさせる文字列の条件を 設定します。
パラメータ
返却値
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void addIgnoreErrMsgReturnType (String ignoreErrMsgReturnType )
エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを追加します。
BapiReturn のType情報に対して、エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを 設定します。
パラメータ
返却値
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void clear ()
セットしたパラメータ、ストラクチャ、テーブル、
BAPIの実行結果をクリアします。
返却値
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Object executeBapi ()
BAPI処理を実行します。
JCO.Connectionを生成し、JCO.Functionの生成、 BAPI引渡しパラメータの生成を行いBAPI処理を実行します。 またBAPI実行結果から、BapiHashオブジェクトの生成とBapiHashListへの追加、 BapiReturnオブジェクトの生成とBapiReturnListへの追加を行います。 なお、このクラスのコンストラクタ呼び出し時にConnectionManagerを指定した場合、 トランザクション処理は自動的に実行されません。呼び出し側で明示的にConnectionManager#commit() またはConnectionManager#rollbackを実行する必要があります。また、SAPとのコネクションも 上記2メソッド内で行われますので、確実に呼び出すように実装しなくてはなりません。 【注意】ConnectionManagerを指定した場合の注意点 トランザクション制御が記述されているBAPIもあります。 その場合、本メソッド実行後にここまでのコネクションマネージャーで実行したすべての処理がcommitまたはrollbackされます。 ※ただし、コネクションはリリースされませんので、リリースされるようにConnectionManager#commit()または ConnectionManager#rollback()を実行してください。 この振る舞いを変更するには、BAPI自体をカスタマイズする必要があります。
返却値
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Array getAutoCommitConditions ()
非推奨
getIgnoreErrMsgReturnTypes()に置き換えられました。
オートコミットさせる条件を取得します。
BapiReturn のType情報に対して、オートコミットさせる文字列からなる条件を 取得します。
返却値
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String getErrCode ()
コンストラクタでエラー時のエラーコードを取得します。
コンストラクタでエラーが発生した場合のエラーコードを取得します。 コンストラクタでエラーが発生しなかった場合は、常に "0" を返します。 エラーコード表
返却値
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String getErrDesc ()
コンストラクタでエラー時の実行時エラー内容を取得します。
コンストラクタでエラーが発生した場合の実行時エラー内容を取得します。 コンストラクタでエラーが発生しなかった場合は、常に null を返します。
返却値
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Object getErrMessage ()
BAPIの実行結果のエラーメッセージを取得します。
BAPI実行結果であるBapiReturnのType情報が正常(デフォルト値: "S" / "")以外の BapiReturnオブジェクトのメッセージ情報を全て返します。 全て正常の場合はnullが返却されます。 正常と判断させる条件はプロパティファイル、 またはsetIgnoreErrMsgReturnTypes(Array), addIgnoreErrMsgReturnType(String)でカスタマイズできます。
返却値
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String getErrMsg ()
コンストラクタでエラー時のエラーメッセージを取得します。
コンストラクタでエラーが発生した場合のエラーメッセージを取得します。 コンストラクタでエラーが発生しなかった場合は、常に null を返します。
返却値
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Object getExportParam (String key )
export(Export)情報を返します。
入力/出力区分、パラメータ属性、パラメータ名、 プロパティファイルのキー情報で 一覧から該当するBapiHashオブジェクトを検索して、値を返します。
パラメータ
返却値
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Array getIgnoreErrMsgReturnTypes ()
エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを取得します。
BapiReturn のType情報に対して、エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを 取得します。
返却値
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Object getMessage ()
設定されたエラーメッセージを無視するRETURN-TYPE情報に一致したメッセージ情報を全て返します。
BAPI実行結果であるBapiReturnのType情報が正常(デフォルト値: "S" / "")と 判断されたType情報のメッセージ情報を全て返します。 メッセージは、以下のように、オートコミット条件に設定されたType情報に 一致した各メッセージが MESSAGE1, MESSAGE2と改行文字で区切られた形式になります。
返却値
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Object getMessage (String type )
引数に一致したType情報のメッセージ情報全て取得します。
BAPIの実行結果において、引数に一致するType情報のメッセージ情報を全て返します。 メッセージは、以下のように、一致したType情報の各メッセージが MESSAGE1, MESSAGE2と改行文字で区切られた形式になります。
引数に指定するType情報は、一般に以下のようになります。
パラメータ
返却値
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Array getReturnCodeTypes ()
BapiReturn のType情報を取得します。
BapiReturn のType情報を文字列の要素からなるArrayオブジェクトを取得します。 BapiReturn のType情報は、一般的に以下となります。
返却値
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Object getReturnList ()
BAPI実行結果の一覧を取得します。(Table用)
table型のBAPI実行結果(RETURNパラメータ)の一覧を取得します。
返却値
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Object getReturn ()
BAPI実行結果を取得します。(Structure用)
structure型のBAPI実行結果(RETURNパラメータ)を取得します。
返却値
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Object getStructureParam (String paramName )
structure(Export)情報を返します。
入力/出力区分、パラメータ属性、パラメータ名で、 一覧から該当するBapiHashオブジェクトを検索して返します。
パラメータ
返却値
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Object getTableParam (String paramName )
table(Export)情報を返します。
入力/出力区分、パラメータ属性、パラメータ名で、 一覧から該当するBapiHashオブジェクトを検索し、一覧に格納して返します。
パラメータ
返却値
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Object isSuccess ()
BAPI実行が正常に行われたか判定します。
BAPI実行結果であるBapiReturnのType情報が正常(S)であった場合"true"を、 それ以外は"false"を返します。
返却値
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Object putImportParam (String key , String val )
BAPI処理実行パラメータを格納します。
引数に指定された条件でBapiHashオブジェクト (入力/出力区分="import", パラメータ属性="import") を生成し、 一覧に格納します。
パラメータ
返却値
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Object putStructParam (String key , String val , String structName )
BAPI処理実行パラメータを格納します。
引数に指定された条件でBapiHashオブジェクト (入力/出力区分="import", パラメータ属性="structure",パラメータ名=第3引数)を生成し、 一覧に格納します。
パラメータ
返却値
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Object putTableParam (String key , String val , String tableName , Number recordNo )
BAPI処理実行パラメータを格納します。
引数に指定された条件でBapiHashオブジェクト (入力/出力区分="import", パラメータ属性="table",パラメータ名=第3引数,レコード番号=第4引数)を生成し、 一覧に格納します。
パラメータ
返却値
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void setAutoCommitConditions (Array autoCommitConditions )
非推奨
setIgnoreErrMsgReturnTypes()に置き換えられました。
オートコミットさせる条件を指定します。
BapiReturn のType情報に対して、オートコミットさせる文字列条件を設定します。 autoCommitConditionsのArrayオブジェクトの各要素はString型です。
パラメータ
返却値
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void setIgnoreErrMsgReturnTypes (Array ignoreErrMsgReturnTypes )
エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを設定します。
BapiReturn のType情報に対して、 エラーメッセージを無視するRETURN-TYPEを設定します。 この設定を変更することで、たとえば警告時にもコミットさせることができます。 ignoreErrMsgReturnTypesのArrayオブジェクトの各要素の型は 文字列(String)です。
パラメータ
返却値
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