メソッドの概要
返却値の型 | メソッド名 |
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Object | duplicate (Object object ) 非推奨オブジェクトのコピーを作成します。
代替えメソッドはありません。
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void | echo (String message ) メッセージをシステム出力に出力します。 |
Object | execute (String command ) システムコールを行います。 |
void | forward (String prgram_name , Object argument ) 現在のプログラム実行を中断して別プログラムを実行します。 |
void | garbageCollector () 非推奨 ガーベージコレクションの実行を行います。
特別な理由がない限り使用しないでください。
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String | getMessageDigest (String algorithm , String value ) staticメッセージダイジェストを生成します。 |
Object | include (String path , Object args... ) JSファイルをロードして実行します。 |
Boolean | isArray (Object object ) 指定の値の型が配列型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isBlank (Object object ) 空文字列であるか判別します。 |
Boolean | isBoolean (Object object ) 指定の値の型が真偽値型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isDate (Object object ) 指定の値の型がDate型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isEqual (Object value_a , Object value_b ) 引数に指定された2つの値が等しいかどうか判別します。 |
Boolean | isFalse (Object object ) 指定の値が偽値であるかどうか判別します。 |
Boolean | isFunction (Object object ) 指定の値の型が関数型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isNull (Object object ) 指定の値が null であるかどうか判別します。 |
Boolean | isNumber (Object object ) 指定の値の型が数値型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isObject (Object object ) 指定の値の型がObject型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isString (Object object ) 指定の値の型が文字列型であるかどうか判別します。 |
Boolean | isTrue (Object object ) 指定の値が真値であるかどうか判別します。 |
Boolean | isUndefined (Object object ) 指定の値が undefined であるかどうか判別します。 |
void | load (String path ) JSファイルをロードします。 |
String | mdv (String value ) 非推奨文字列の暗号化を行います。
このメソッドは推奨されません。 グローバル関数「getMessageDigest()」に置き換えられました。
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void | redirect (String url ) 指定URLへリダイレクトを行います。 |
void | secureRedirect (String url , Object args ) 呼び出元のプロトコルを維持した状態で、指定ページにリダイレクトを行います。 |
void | transmission (String stream ) 現在処理中のプログラム実行を中断して、指定のソースを送信します。 |
メソッドの詳細
Object duplicate (Object object )
非推奨
代替えメソッドはありません。
オブジェクトのコピーを作成します。
引数のオブジェクトのコピーを生成して返却します。 ただし、prototype オブジェクトや、変数の持つスコープ情報など、 一部の情報に関しては完全には引き継がれない場合があります。
パラメータ
返却値
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void echo (String message )
メッセージをシステム出力に出力します。
与えられたメッセージ message をシステム出力に出力します。 初期設定では、システムログと標準出力に出力されます。 メッセージの出力先に関しては、システムログの設定に依存します。
パラメータ
返却値
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Object execute (String command )
システムコールを行います。
指定された文字列 command を、コマンド・プロセッサによって実行されるホスト環境へ渡して、独立した新しいプロセスとして実行します。 この関数は、実行したプロセスが終了するまで待機状態になります。 返却値はオブジェクト型で以下の形式になります。 ・実行したプロセスが正常終了した場合 return_object ├ output // プロセスからの標準出力ストリーム(String) ├ error // プロセスからのエラー出力ストリーム(String) └ exit // プロセスの終了コード ・実行したプロセスが正常終了しなかった場合 return_object ├ error // エラー内容(String) └ exit // プロセスの終了コード ・プロセス実行時にランタイム内でエラーが発生した場合 return_object └ exception // エラー内容(String)プロセスの終了コードは、0 の場合正常終了となります。 上記は一例です。環境により上記プロパティの組合わせが異なる場合があります。 留意点 intra-mart ver7.2より、複数のリクエストで同時にexecute()関数を実行できるようになりました。 旧バージョンの仕様で動作させるには、%ServerManager%/conf/parameter.xmlを以下のように設定してください。 <param> <param-name>jssp.global_function.#execute.execute_monitor_mode</param-name> <param-value>SYNCHRONIZATION</param-value> </param>
パラメータ
返却値
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void forward (String prgram_name , Object argument )
現在のプログラム実行を中断して別プログラムを実行します。
現在処理中のプログラム実行を中断して、別プログラムの実行を開始します。 第2引数 argument に渡された値は、リダイレクト実行先ファンクションコンテナ内 init() 関数の引数になります。 実行先プログラムの init() 関数に渡す引数データとして argument に対して request オブジェクトを指定した場合、実行先プログラムの思わぬ誤動作をすることがあります。 request オブジェクトを引数としてプログラムを呼び出す場合は、動作の仕組を十分に考慮してプログラムする必要があります。 本メソッドは、try...catch 文では使用できません。
パラメータ
返却値
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void garbageCollector ()
非推奨
特別な理由がない限り使用しないでください。
ガーベージコレクションの実行を行います。
返却値
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String getMessageDigest (String algorithm , String value )
static
メッセージダイジェストを生成します。
MD5 または SHA などのメッセージダイジェストアルゴリズムの機能を提供します。 引数 algorithm に指定可能なメッセージダイジェストアルゴリズムは、以下の通りです。
文字列“1234”から、MD5のダイジェストを生成する例を以下に示します。 getMessageDigest("MD5", "1234");実行結果は、「81dc9bdb52d04dc20036dbd8313ed055」となります。
パラメータ
返却値
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Object include (String path , Object args... )
JSファイルをロードして実行します。
JSファイルをロードして、その中に定義されている init() 関数を実行目的のプログラム内の init() 関数には引数として arg_1[, ..., arg_n]が渡されます。
パラメータ
返却値
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Boolean isArray (Object object )
指定の値の型が配列型であるかどうか判別します。
指定値の型が配列型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isBlank (Object object )
空文字列であるか判別します。
パラメータ
返却値
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Boolean isBoolean (Object object )
指定の値の型が真偽値型であるかどうか判別します。
指定値の型が真偽値型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isDate (Object object )
指定の値の型がDate型であるかどうか判別します。
指定値の型がDate型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isEqual (Object value_a , Object value_b )
引数に指定された2つの値が等しいかどうか判別します。
指定の値の内部構造の等価判定をした結果を返却します。 参照判定ではないので、別インスタンス同志の値の比較が可能です。
パラメータ
返却値
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Boolean isFalse (Object object )
指定の値が偽値であるかどうか判別します。
パラメータ
返却値
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Boolean isFunction (Object object )
指定の値の型が関数型であるかどうか判別します。
指定値の型が関数型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isNull (Object object )
指定の値が null であるかどうか判別します。
パラメータ
返却値
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Boolean isNumber (Object object )
指定の値の型が数値型であるかどうか判別します。
指定値の型が数値型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isObject (Object object )
指定の値の型がObject型であるかどうか判別します。
指定値が null ではなく、指定値の型が Object 型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isString (Object object )
指定の値の型が文字列型であるかどうか判別します。
指定値の型が文字列型である場合にのみ真値を返却します。
パラメータ
返却値
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Boolean isTrue (Object object )
指定の値が真値であるかどうか判別します。
パラメータ
返却値
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Boolean isUndefined (Object object )
指定の値が undefined であるかどうか判別します。
パラメータ
返却値
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void load (String path )
JSファイルをロードします。
本関数を実行すると、引数で指定されたJSファイル内で定義されている変数や関数にアクセスできます。
パラメータ
返却値
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String mdv (String value )
非推奨
このメソッドは推奨されません。 グローバル関数「getMessageDigest()」に置き換えられました。
文字列の暗号化を行います。
引数に指定された文字列データを MD5 により暗号化します。 暗号化対象データ内に ASCII 以外の文字を含む場合には、ローカルの文字コード体系に変換したものを引数に指定してください。
パラメータ
返却値
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void redirect (String url )
指定URLへリダイレクトを行います。
本メソッドは、try...catch 文では使用できません。
パラメータ
返却値
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void secureRedirect (String url , Object args )
呼び出元のプロトコルを維持した状態で、指定ページにリダイレクトを行います。
外部のURLの場合は、プロトコルから指定します。 内部のURLの場合は以下の通りです。 スクリプト開発モデルプログラムのパスにリダイレクトする場合は、最後に拡張子".jssp"が必要です。 その他のパスにダイレクトする場合は、コンテキストパスからの相対URLとなります。
パラメータ
返却値
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void transmission (String stream )
現在処理中のプログラム実行を中断して、指定のソースを送信します。
指定されたソースは、バイナリデータ(指定されたまま)として扱われます。 (文字コードは自動的に変換されません) 送信ソースには、HTTPレスポンスヘッダを含める必要があります。 (このAPIを利用した場合、ランタイムは指定ソースに対する一切の情報操作をおこないません。) HTTPレスポンスヘッダの作成方法に関しては、一般的なCGIプログラムの作成方法を参考にして下さい。 このAPIにより送信されたソースは、セッション管理対象外となります。 request オブジェクトを引数としてプログラムを呼び出す場合は、動作の仕組を十分に考慮してプログラムする必要があります。 本メソッドは、try...catch 文では使用できません。 本メソッドは、レスポンスがコミットされている場合、何も行わずにプログラムの実行を終了します。
パラメータ
返却値
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