機能説明

  • ページングを行うためのページ番号を表示します。
  • ページングの実行は、aタグ、またはクリック時にコールバックされる関数の中で実行します。ページ遷移自体の制御は行いません。
  • 現在のページ番号 (currentPage)、総ページ数 (total)、表示するページ番号の数 (numberOfMaxLinks) の3つの数値でページングのリンクを制御します。
  • URLを指定できる属性に「%28」(エンコードされた「(」)を利用する事ができません。
    • URLに「%28」(エンコードされた「(」)を使用した場合、エラーログが出力されます。

属性一覧

注釈 属性名 説明 省略時の動作
align string ページャーを左寄せ、右寄せ、中央寄せのいずれかに配置します
left、right、centerのいずれかを指定します
left
Boolean属性 alwaysShowFirst boolean 「最初へ」リンクを常に表示するかどうかを指定します
trueを指定した場合、「最初へ」リンクが常に表示されます
falseを指定した場合、「最初へ」リンクが常に表示されません
false
Boolean属性 alwaysShowLast boolean 「最後へ」リンクを常に表示するかどうかを指定します
trueを指定した場合、「最後へ」リンクが常に表示されます
falseを指定した場合、「最後へ」リンクが常に表示されません
false
Boolean属性 alwaysShowNext boolean 「次へ」リンクを常に表示するかどうかを指定します
trueを指定すると、次のページの有無に関わらず常に「次へ」リンクが表示されます
falseを指定すると、次のページがある場合に「次へ」リンクが表示され、次のページがない場合には「次へ」リンクが表示されません
false
Boolean属性 alwaysShowPrev boolean 「前へ」リンクを常に表示するかどうかを指定します
trueを指定すると前のページの有無に関わらず常に「前へ」リンクが表示されます
falseを指定すると、前のページがある場合に「前へ」リンクが表示され、前のページがない場合には「前へ」リンクが表示されません
false
currentPage number 現在ページ番号を指定します
ページ番号は1から始まります
1より小さい数値が指定された場合1を指定したことになります
1
無害化 firstImage string 「最初へ」リンクに表示する画像のパスを指定します
パスはwebappのルートからの相対パスになります
lastText属性を指定している場合は、画像のalt属性にテキストが指定されます
-
国際化 無害化 firstText string 「最初へ」リンクに表示する文字列を指定します 最初へ
HTML5
Boolean属性
hidden boolean このタグを非表示にします false
id string 生成されるdiv要素のidです 代替idを付与
無害化 lastImage string 「最後へ」リンクに表示する画像のパスを指定します
パスはwebappのルートからの相対パスになります
lastText属性を指定している場合は、画像のalt属性にテキストが指定されます
-
国際化 無害化 lastText string 「最後へ」リンクに表示する文字列を指定します 最後へ
name string 生成されるdiv要素のnameです 代替nameを付与
無害化 nextImage string 「次へ」リンクに表示する画像のパスを指定します
パスはwebappのルートからの相対パスになります
lastText属性を指定している場合は、画像のalt属性にテキストが指定されます
-
国際化 無害化 nextText string 「次へ」リンクに表示する文字列を指定します 次へ
numberOfMaxLinks number 表示するページ番号数の最大値を指定します 10
onCreateHref string ページ番号をクリックされたときのhrefを生成する関数名を指定します
関数はグローバル関数として定義してください
-
onCreateLabel string ページ番号を生成する関数名を指定します
関数はグローバル関数として定義してください
-
onPaging string ページ番号をクリックされたときに実行する関数名を指定します
関数はグローバル関数として定義してください
-
無害化 prevImage string 「前へ」リンクに表示する画像のパスを指定します
パスはwebappのルートからの相対パスになります
lastText属性を指定している場合は、画像のalt属性にテキストが指定されます
-
国際化 無害化 prevText string 「前へ」リンクに表示する文字列を指定します 前へ
Boolean属性 showFirst boolean 「最初へ」リンクを表示するかどうかを指定します false
Boolean属性 showLast boolean 「最後へ」リンクを表示するかどうかを指定します false
total number 総ページ数を指定します
1より小さい数値が指定された場合1を指定したことになります
1
無害化 url string ページ番号をクリックされたときの遷移先URLを指定します -
無害化 その他 string ユーザ定義属性です -

サンプル

ページングの状態を指定

ページングの状態を指定
  • total属性とcorrentPage属性を指定します。
  • correntPage属性にtotal属性に指定した値より大きな値を指定した場合は、どこも選択状態になりません。
HTML
<imart type="imuiPager" currentPage="3" total="5" />

「最初へ」「次へ」「前へ」「最後へ」リンクを常に表示

「最初へ」「次へ」「前へ」「最後へ」リンクを常に表示
  • alwaysShowFirst属性、alwaysShowPrev属性、alwaysShowNext属性、alwaysShowLast属性を指定します。
  • trueになる値を指定した場合に常に表示されます。以下のサンプルではいずれの指定方法でもtrueになります。
サーバサイド JavaScript
var sampleTrue = true;
HTML
<imart type="imuiPager" total="3" alwaysShowPrev="true" alwaysShowNext="alwaysShowNext" alwaysShowFirst=sampleTrue alwaysShowLast />

「次へ」「前へ」リンクの文字列を変更

「次へ」「前へ」リンクの文字列を変更
  • prevText属性、nextText属性を指定します。
  • firstText属性とlastText属性でも同様の指定方法で文字列を変更することができます。
HTML
<imart type="imuiPager" currentPage="2" total="3" prevText="prev" nextText="next" />

「次へ」「前へ」リンクを画像で表示

「次へ」「前へ」リンクを画像で表示
  • prevImage属性、nextImage属性を指定します。
  • prevText属性、nextText属性の値はimgタグのalt属性に指定されます。
  • firstImage属性とlastImage属性でも同様の指定方法で文字列を変更することができます。
HTML
<imart type="imuiPager" currentPage="2" total="3"  prevImage="images/icons/16x16/agt_back.png" nextImage="images/icons/16x16/agt_forward.png" />

ページ番号を変更

ページ番号を変更
  • onCreateLabel属性を指定します。
  • aタグのテキストを生成するコールバック関数名を指定します。
    • コールバック関数は、グローバル関数として定義する必要があります。
    • コールバック関数には、ページ番号が渡されます。
    • ページ番号は1から始まります。
HTML
<script type="text/javascript">
  function sampleOnCreateLabel(index) {
    return "sampleLabel" + index;
  }
</script>
<imart type="imuiPager" total="3" onCreateLabel="sampleOnCreateLabel" />

遷移先を指定

  • 遷移先の指定方法は以下の二つがあります。
    • urlを指定
    • onCreateHref属性を指定
  • url属性を指定した場合は指定した文字列の末尾にページ番号が自動で追加されます。
    • http://hostname/path/to/page?q= や、PathVariableを利用するように /path/to/page/ のような値を指定してください。
  • onCreateHref属性を指定した場合は、aタグのテキストを生成するコールバック関数名を指定します。
    • コールバック関数は、グローバル関数として定義する必要があります。
    • コールバック関数には、ページ番号が渡されます。
    • ページ番号は1から始まります。
  • url属性とonCreateHref属性の両方を指定した場合には、onCreateHref属性に指定した値が優先されます。
HTML
<script type="text/javascript">
  function sampleOnCreateHref(index) {
    return "sampleHref" + index;
  }
</script>
<imart type="imuiPager" total="3" onCreateHref="sampleOnCreateHref" />

onPaging

  • ページ番号がクリックされた際に呼び出されるコールバック関数名を指定します。
  • コールバック関数は、グローバル関数として定義する必要があります。
    • ページ番号は1から始まります。
  • 引数は以下になります。
名称 説明
event jQuery.Event「クリックされたリンク」を表すイベントオブジェクト
index number クリックされたページ番号
  • コールバック関数内で、event.preventDefault()を呼び出さないと、コールバック関数実行後にaタグのクリックイベントが実行されます。
  • コールバック関数内で画面遷移を行う場合は、event.preventDefault()を呼び出してください。
HTML(onPaging属性を指定した場合)
<script type="text/javascript">
  function sampleOnPaging(event,index) {
    event.preventDefault();
    alert(index + "番目のボタンが押下されました");
    $(this).find('.ui-state-active').removeClass('ui-state-active'); // 選択状態のボタンを解除
    $(this).find('.imui_pager_item').eq(index-1).addClass('ui-state-active'); // 選択されたボタンに選択中のクラスを追加
  }
</script>
<imart type="imuiPager" onPaging="sampleOnPaging" total="3" />
HTML(imuipageronpagingイベントを発火させた場合)
<script type="text/javascript">
  $(function($){
    $('#sampleOnPaging').bind('imuipageronpaging',function(event,index){
      event.preventDefault();
      alert(index + "番目のボタンが押下されました");
      $(this).find('.ui-state-active').removeClass('ui-state-active'); // 選択状態のボタンを解除
      $(this).find('.imui_pager_item').eq(index-1).addClass('ui-state-active'); // 選択されたボタンに選択中のクラスを追加
    })
  });
</script>
<imart type="imuiPager" id="sampleOnPaging" total="3" />